2-9.メールtoFAX設定

次にメールtoFAX設定を行います。(必要に応じて)

メールtoFAX設定では、FAXメールの受付を行う受信専用のメールアカウントの設定と、利用を許可する送信者メールアドレスの設定を行います。

1.メールtoFAX機能を有効にする

「メールtoFAX機能を有効にする」にチェックを付けます。

 

2.FAX受付可能者

1)すべてのメールで受付可能

誰でも受信用メールアカウントへメールを送信すれば、FAX送信されます。

2)特定のメールアドレスからのみ受付可能

特定のメールアドレスから受信用メールアカウントへ送信された場合のみ、FAX送信されます。
受付けるメールアドレスを入力し、チェックを付けます。(最大10アカウントまで登録可能)

3)使用する文字コード

メール本文で扱う文字コードを「utf-8、shift_jis、iso-2022-jp」の中から選択します。
文字コードが一致しないと、文字化けしたり、FAXが正しく送信できなかったりします。

 

3.受信用メールアカウント設定

メールtoFAX専用のメールアカウントの設定を行います。
※安全のため、他用途で使用中のメールアカウントの使用はお避けください。

 

以下の設定を行います。

【ユーザー情報】

・名前

ニックネームなど任意の名前を入力します。全角(漢字)OK。

・電子メールアドレス

使用するメールアドレスを入力します。

【サーバー情報】

・アカウントの種類

POP3、または、IMAP

・IMAPアカウント名

IMAPでアクセスする際のアカウント名を入力します。未入力の時は、【メールサーバーへのログオン情報】のアカウント名が使用されます。

・受信メールサーバー

サーバーのアドレスとポート番号を入力します。通常はPOS3は「110」、IMAPは「143」です。SSL通信を行う場合は、チェックを付けます。(STARTTLSにのみ対応)

・送信メールサーバー

サーバーのアドレスとポート番号を入力します。通常は「25」、または「587」です。SSL通信を行う場合は、チェックを付けます。(STARTTLSにのみ対応)

・SMTP認証

SMTP認証を行う場合は、チェックを付けます。

・受信ポーリング開始

メールサーバーから一定間隔でメールを自動受信(ポーリング)します。

・受信ポーリング間隔

メールを受信する間隔を入力します。(1分 ~ 999分)

・受信したメールはメールサーバーから削除する

メールサーバーにメールが残っていると、システムの初期化や再インストールした後などに、過去の送信済みFAXが再送信されてしまうなど、誤動作の原因になりますので、なるべくチェックを付けるようにしてください。

【メールサーバーへのログオン情報】

・アカウント名

メールサーバーへ接続するためのアカウントを入力します。

・パスワード

メールサーバーへ接続するためのパスワードを入力します。

 

留意事項

設定登録時に「受信ポーリング開始」にチェックが付いていると、次のようなメッセージが表示されます。

「OK」をクリックすると、受信用メールアカウント設定で受信メールサーバーへの接続を試みます。

受信メールサーバーからエラーが帰ってきた場合には、次のようなメッセージが表示されますので、再度、設定内容を確認してください。