1.古いパソコンにFreePBXをセットアップしてみる。

家の中で長期にわたり暇をしている古いパソコン(SOTEC C103)を使って、IP-PBX(FreePBX)の構築をやっていこうと思います。

1.まずは、FreePBXのサイトから必要なファイルをダウンロードします。

ブラウザでFreePBXのサイトのダウンロードページ(https://www.freepbx.org/downloads/)を表示します。

2.64bit非対応のパソコンなので、右下の「FreePBX 10.13.66-32bit」を選択します。

真ん中の「USB IMG」のリンクをクリックしダウンロードします。

3.ダウンロードが完了したら、次にWin32DiskImagerを使用してダウンロードしたファイルをUSBメモリに書き込みます。

※USBメモリは事前にフォーマットしておかないと、デバイスとして認識されないことがあります。

4.書き込みが終わったら、USBメモリをパソコン(SOTEC C103)に挿入して電源を入れます。

※事前にUSBメモリから起動するようにBIOSの設定を変更しておきます。

5.インストールの選択画面が表示されますので、上から2番目「Full Install — NO RAID」を選択します。

6.あとは画面に従いセットアップを完了します。

画面キャプチャーが難しいので省略します。(セットアップ手順の説明は、本来の趣旨からは外れるので。。)

※出来上がった様子は、こちらの動画でご確認ください。

7.Windows 10 のブラウザからFreePBXにアクセスしてみます。

ユーザー名とパスワードの入力を求められるので、適当に考えて入力します。

FreePBXのログイン前の画面です。一番左の眼鏡の男性アイコンをクリックします。

設定したユーザー名とパスワードを入力してログインします。

ウエルカムな画面が出てくるので、うっとうしいのでスキップします。

サウンドプロンプト言語、システム言語、タイムゾーンの設定が出てくるので、そのままSubmitします。

ファイヤーウォールがどうのこうのと出てくるので、適当に Trust します。

ダッシュボードの画面になりました。(でもいつもと違うような。。右上にエラーが出てますね。)

再起動してみましたが、右上のエラーは消えません。(何かミスったかな??前にもあったような気もします。)

 

とりあえず、Google Chromeブラウザを使って、メニュー「アドミン - モジュール管理」から、モジュールのアップデートを実行してみます。

無事にエラーが消えました。(めでたし、めでたし)

 

【2019/05/22 追記】

FreePBX14(RasPBXだけ?)で、XMPPモジュールの更新時にエラーで失敗する場合は、先に MongoDBをインストールすると上手く行く場合があります。(※エラー内容が「MongoDBが無い」と出ている場合のみ)

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install -y mongodb