システムのバージョンダウンは、あまりお勧めしません。

日頃は弊社製品をご愛顧いただきまして有難うございます。

さて、システムを新しいバージョンに自動更新された後、何らかの理由でアンインストールして元のバージョンに戻されるケースがあるかと思いますが、あまりお勧めできません。

戻して正常に動作していれば、特に問題はないように見えますが、自動更新によって内部DBの構造も更新されているため、以前のバージョンでは内部DBへのアクセス時にエラーが発生する可能性があるためです。(今のところ、その現象は確認しておりません。)

また、再度、自動更新を行う際には、更新済みの内部DBに対して2度目の更新を行うことになり、こういう事は想定していないので、自動更新時のエラーとなる可能性があります。(この現象も確認はしておりません。)

 

これは設定ファイルについても同じで、画面の設定内容を設定ファイルに保存していますが、自動更新の際に以前の設定ファイルを元に新しいバージョンの設定ファイルをコピーして作成し、設定内容が引き継がれていきます。これも元のバージョンにしてから、再度、自動更新すると既に新しいバージョンの設定ファイルがある状態で更新されますので、何らかの不具合が発生する可能性があります。

これが原因かどうかは今のところ不明ですが、システム起動時に「構成システムを初期化できませんでした。」のエラーが発生して起動できないというご報告をいただいております。(この不具合に関しましては、一部システムでは既に対策済みです。)

 

やむを得ない場合を除いては、なるべくバージョンダウンはされないようにお願いいたします。

 

対象システム:

  • 日報データ自動取得システムDT
  • 検索データ自動取得システムDT
  • 日報検索データベース
  • ひかり電話CTI
  • ひかり電話CTIクライアント

 

よろしくお願いいたします。