自社で開発した『物件情報連携システムLE』をご紹介します。
【利用するメリット】
1)弊社製品である『日報データ自動取得システム、日報データ自動取得システムDT、検索データ自動取得システム、検索データ自動取得システムDT』のいずれかのシステムから出力されたCSVデータ(CSV1)を取り込んで、様々な条件を組み合わせて物件情報の分析を行うことができます。
2)顧客希望に合った物件情報を自動抽出し、メールで一括配信することができますので、顧客フォローにかかる人力の軽減化が図れます。
3)内部データベースに最大500万件(推定値)のデータを蓄積することができます。
【機能】
1)メール処理(アカウント設定、送信文編集、顧客希望登録、メール配信、送信履歴)を行う機能
2)レインズデータ(日報CSV、物件検索CSV)をファイル単位で取り込む機能
3)レインズデータ(日報CSV、物件検索CSV)をフォルダ単位で取り込む機能
4)物件一覧を表示する機能
5)各種絞り込み条件を物件ツリーとして表示・検索できる機能
6)物件ツリーに新規アイテム(新規検索条件)を追加したり編集・削除できる機能
7)アイテム(検索条件)を自由に選んで新しいアイテムを生成する機能
8)別の物件ツリーの読み込み、名前を付けて物件ツリーを保存する機能
9)一定期間を過ぎた物件データを削除できる機能
10)システム設定を行う機能
11)実行ログを記録する機能
12)現在のDB使用率を表示する機能
13)システムに常駐する機能
14)本システムは、2011年8月18日以降の近畿レインズシステムに対応しています。
【LE版には含まれない機能】
物件情報連携システムLEには、以下の機能は含まれません。
1)一連の処理(日報・物件検索CSVデータ取込、顧客希望物件抽出、顧客メール配信、一定期間を過ぎた物件データの削除)を自動で行う機能
2)物件確認機能
3)顧客希望リストを表示する機能
4)顧客希望リストによって物件確認を行う機能
【メイン画面】
システム起動中の画面です。
【常駐アイコン】
常駐アイコン(一番左のアイコン)
常駐アイコンをダブルクリックすると、メイン画面が表示されます。
【物件ツリー表示】
様々な抽出条件を選択できます。チェックを付けた条件に該当する物件データを一覧に表示します。複数の条件にチェックを付けることができます。また、簡単に任意の条件を追加(新規アイテム追加処理)することができます。
【抽出条件設定用エリア】
新規アイテムを追加した時、その条件を書くエリアです。SQL Server Compact 3.5 (SQL Server とほぼ同じ)のSQL構文(WHERE句のみ)が使用できます。かなり複雑な条件にすることも可能です。(登録時に構文チェックされます。) 項目名(テーブルの列名)は、物件一覧表のタイトルを鍵括弧([ ])で囲って指定できます。
【物件ツリー内で使用できるメニュー】
物件ツリーの枠内で右クリックすることにより、以下のメニューが表示されます。あらかじめ複数の条件(アイテム)にチェックを付けてから、右クリックでメニューを表示させ、「チェックを付けた条件で新規アイテムを生成」を選択すると、物件ツリーの最後に新規アイテムが追加され、抽出条件には、複数条件を混同した新しい条件が自動生成されます。
【新規アイテムを追加した様子】
【ファイルを指定してレインズデータ取込】
レインズデータCSVファイルを指定して物件データを取り込みます。取り込む前にCSVファイルの中身を確認してから取り込むことができます。
【フォルダを指定してレインズデータ取込】
レインズデータCSVファイルの格納されているフォルダを指定すると、フォルダ直下(サブフォルダも検索)にある読み込み可能なCSVファイル(日報CSV、物件検索CSV)をすべて検索して表示します。読み込みたいCSVファイルにチェックを付けます。すでに取込済みの場合は、ステータスに「取込済」と表示し、取込対象チェックは自動的に外れています。「取り込む」ボタンをクリックして一括取り込みを行います。
【物件ツリー編集、別の物件ツリーを開く、名前を付けて物件ツリーを保存】
・物件ツリー編集 ・・・ 物件ツリーにアイテムを追加したり、名前の変更、削除等ができます。
・別の物件ツリーを開く ・・・ 別の物件ツリーを指定して読み込ませることができます。
・名前を付けて物件ツリーを保存 ・・・ 物件ツリーに名前を付けて保存することができます。
【アカウント設定】
メール送受信のためのアカウント設定を行います。
・ユーザ情報 ・・・ 名前、電子メールアドレスの設定を行います。
・サーバー情報 ・・・ アカウントの種類(POP3のみ)、受信・送信メールサーバの設定、ポート設定、SMTP認証の設定を行います。
・メールサーバーへのログオン情報 ・・・ アカウント名、パスワードの設定を行います。
【送信文編集】
顧客へのメール配信の際の送信文の編集を行います。
・件名 ・・・ メールの件名(タイトル)を入力します。
・敬称 ・・・ お客様の名前の後ろに付ける敬称(「様」「さん」等)を入力します。
・上文 ・・・ メールの冒頭メッセージを入力します。(挨拶など)
・中文 ・・・ メールの中間メッセージを入力します。(物件数が自動付加されます。)
・下文 ・・・ メールの後尾メッセージを入力します。(連絡先、電話等)
【顧客希望登録】
顧客の希望内容を登録します。
・絞込検索 ・・・ 顧客コード、顧客名、住所、電話での検索を行います。
・一覧表示 ・・・ 絞込検索でマッチした顧客希望情報を一覧で表示します。一覧一番左の右向き三角マークの部分をクリックすると、該当する顧客の希望内容が表示されます。
・入力項目 ・・・ 顧客コード、顧客名、住所、メールアドレス、文字コード、自宅電話、携帯電話、備考、顧客希望内容(データ種類、物件種別、物件種 目、土地面積、建物面積、占有面積、価格、間取りタイプ、間取り部屋数、所在地、沿線名、駅からバス、駅から徒歩)
※文字コードは「iso-2022-jp、shift-jis、utf-8」から選択できます。
【メール配信】
顧客へのメール配信を行います。
・メール配信を一括して行います。
・メール配信の対象データを一覧に表示します。
・物件確認機能をオンにすると、物件確認が「確認済」となっている物件のみが対象となります。(物件情報連携システムLEではご利用になれません。)
【送信履歴】
メール配信結果を確認できます。
・メールの送信履歴を一覧に表示します。
・全履歴を一括で削除することができます。
【送信メールサンプル】
【システム設定】
システムの詳細設定を行います。
・ログファイル設定、一覧表の表示設定、物件確認機能設定(物件情報連携システムLEではご利用になれません。)を行います。
・物件情報の配信対象件数の設定、BCCメールの設定、物件番号の表示設定を行います。
・自動運転設定(日報CSV・物件検索CSVの自動取得設定、顧客へのメール自動配信設定、一定期間を過ぎた物件データを自動削除する設定、配信曜日・時間設定等)を行います。(物件情報連携システムLEではご利用になれません。)
【一定時間を過ぎた物件データを削除する】
物件データを蓄積しすぎると満杯になる可能性がありますので、一定期間を過ぎた物件データを削除することができます。1か月、3か月、6か月、1年、2年、3年から選択できます。
【物件確認機能】
顧客希望リストを表示します。物件未確認のもの、物件確認済みのもの、メール未配信のもの、メール配信済みのものを選択して表示することができます。(物件情報連携システムLEではご利用になれません。)
物件データ一覧表示の一番左(第1列目)に「物件確認」の項目が表示されています。物件確認された物件には、「確認済」と表示されます。(物件情報連携システムLEではご利用になれません。)
【自動運転状況表示】
画面一番下に、自動運転の現在の状況を表示します。
【表示件数表示】
画面一番下に、現在、物件データ一覧に表示されている物件数を表示します。
【DB使用率】
画面一番下に、データベースの現在の使用状況をメータで表示します。
【一覧表の並び順変更】
一覧表のタイトル部分をクリックすると、並び順が「昇順⇒降順⇒昇順⇒・・・」と切り替わります。
【留意事項】
・本システムは、弊社製品『日報データ自動取得システム、日報データ自動取得システムDT、検索データ自動取得システム、検索データ自動取得システムDT』のいずれかのシステムから出力されるCSV1データを利用します。
・マニュアルは配布物の中に含まれております。
【システム要件】
・OS Windows XP / VISTA / 7 /8 (XPHome、XPPro、7Ultimateで動作確認済)
・CPU 1.5GHz以上(推奨)
・メモリ 1Gバイト以上(推奨)
・HDD 空き領域が1Gバイト以上
【開発言語・ミドルウェア】
・開発言語 ・・・ Visual Basic (Microsoft Visual Studio 2010)
・ミドルウェア ・・・ Microsoft SQL Server Compact 3.5
【最新リリース】
・バージョン 1.0 (2013年3月28日時点)
【ダウンロード元】
物件情報連携システムSEの公開に伴い、本製品の公開は終了しました。
【価格】
・価格: 無料